2017/12/26
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今年を振り返って |
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クリスマスも終わり、一気に年末モードになり、 当事務所の営業日も残すところ今日を入れて3日となりました。 (年末年始の営業に関しては、TOPページをご覧下さい。)
さて、皆様はこの1年、どんな1年でしたでしょうか。 うれしいこと、悲しいこと、楽しかったこと、苦しかったこと… 仕事にプライベートにいろいろあったことと思います。
私も同じように、何気ない日常の繰り返しと思いつつ、 思い返せばいろいろなことがあったことに気づかされます。
そのなかで1つ。 私のなかで変化があった出来事をお話したいと思います。
今年の6月に、前職で自分がとてもお世話になった先輩がこの世を去りました。 まだ40歳。 ステージ4の乳癌で闘病中ということを皆に隠し、お別れも言えないまま逝ってしまいました。
最初は現実が受け止められませんでしたが、ご実家(長崎)に訪問させて頂いた際に、 小さな骨壺をみて、「本当にいなくなってしまった」と実感しました。
前職で先輩から受ける指導は本当に厳しく(いや、本当に厳しかった…)、何度トイレで泣いたかわかりません。 何日もかけて作った資料を一蹴され毎晩終電まで残業したこと、メールや手紙の一字一句とても細かくチェックされたこと、 「失敗も成功も、必ずフィードバックしなさい」と言われ続けたこと。 終いにはどうやったら怒られないかを考えていたあの頃。
でも、不思議と仕事を辞めたいと思ったことはありませんでした。 それは、出来なくてもヒントを与えてもらい、やり遂げると必ず褒めてくれたこと、それが今の自分を作ってくれていると感じるからです。
ご実家のお母様から、「生前に娘から”とても厳しく接しているのに、付いてきてくれる後輩がいる”と聞いていました。きっと貴女のことですね」とお話頂いたときは、うれしいような、恥ずかしいような、あんなに厳しかったのに評価を頂いていたことにとても感激しました。
先輩から教わった、ずっと大事にしている言葉があります。 (敢えてここには書きませんが)私が仕事をする上で糧となっている言葉です。
物理的にもうお会いすることはできなくとも、先輩から教わったことは今も私のなかで生き続けていますし、 それを今度は後に続く方達に伝えていくことが、自分の使命かな…とも思います。(いや、でもあそこまで厳しくはできないですが…^^;)
そんなことを感じた1年でした。
まだまだ学ばせて頂くことも多い私ですが、これからもお客様に信頼頂ける接客、サービスが提供できるよう、努めていきたいと思っています。
皆さんも今年あった出来事を思い出し、ぜひ振り返ってみてください。 そこから学べることがきっとあると思います。
それでは、寒い日が続いていますが、楽しい年末年始をお過ごしください。
大島 |
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