2021/5/28
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遺言書 |
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年々歳を取り、多いも少ないも経験が増えていくと、やっぱりしとけば良かったとか、やっぱりやっといて良かったとか、その都度考えさせられます。 数年前に、ご主人を亡くされ、ご主人の財産全てを奥様に相続する手続きが終わりました。 奥様ご自身も70歳過ぎていらっしゃいましたので、ご自身の将来の相続を考えました。 前妻の子どもたちと養子縁組をしていなかったので、自分が亡くなると、親は亡くなっているので、自分の兄弟姉妹に相続する権利が発生します。
大切な夫の財産を、後妻でありながら、自分のことを大切にしてくれた3人の子供たちに、相続させたいと思いました。 本当は、公正証書遺言を作成したかったのですが、コロナ禍で思うように面会が許されず、何とか、自筆の遺言を書きました。病気で力も無くなっていましたが、問題なく書けていました。 書いた日にち、住所、氏名、押印 されていました。
その数日後、お亡くなり、この遺言書は、裁判所の検認を受けて、無事相続手続きが出来ました。 練習がてら、ご自分で書いて、事務所にお持ち下さい。 自分で、書いて保管して、紛失したり、何処に保管したか忘れてしまう恐れがある場合は、法務局でも保管して頂ける制度も始まりました。 遺言書を遺す方法は、幾つかあります。ネット等でも色々紹介されています。 わからない事は、ご相談くださいね!
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